2009年6月5日金曜日

ビデオデッキ修理

貰ってきたビデオデッキを修理しました。
victor HR-S101。
故障は2箇所でした。
1箇所目:樹脂製プーリーの割れ
2箇所目:ヘッドの汚れ。

プーリーについて
他のビデオデッキでも同じことがありました。補修部品では金属のものがあるようです。それほど壊れる定番ということでしょう。エポキシ樹脂で固定しました。今回のはプーリーと呼んでよいのか、歯車でした。ベルトの内側に噛み合うようになっています。割れたところは一ヶ所で、そこだけ歯車の間隔が少し大きくなりましたが動いているのでよしとする。

ヘッドの汚れについて
再生してみると、音声だけ聞こえて画像が出ない。
綿棒とずいぶん昔に買ったウオークマン用クリーナーでヘッドを掃除しました。何回か掃除したけれど良くなったと思ってたらやっぱりダメだったり…。よーく見てみるとヘッドの下部が曇っていたようなので、そこを念入りに曇りを取るように掃除しました。(ヘッドは繊細らしく、力を入れて磨くことは良くないようですが)結果、とてもよくなりました。
と思ったら翌日やっぱり駄目になる。よくよく調べてみたら、ヘッドは回転部分の下端の台形穴から顔を出しているアレがヘッドらしい。回転方向にはもちろん強いが縦方向には弱いらしい。名刺+アルコールで掃除。数回繰り返すと、今度こそ安定して使えるようになった…はず。

と思ったらやっぱりだめで、停止再生するたびに症状が変化します。音声はいつも普通に聞こえるのですが映像が全く見えない、下半分だけ見える、9割見える、音声映像ともに完璧…。完璧に見えるときもあるのでヘッドのクリーニングは充分出来たのだと思うのですが。